幽玄の世界
日が沈む頃にかがり火を焚いて行う「薪能」。
静寂の夜、揺らめく炎、鳴り響く鼓の音。
薪能が持つ独特の魅力が、見るものを幽玄の世界に導きます。
起源は平安時代中期、奈良の興福寺で行われたものがはじまり。
現在、各地の神社仏閣などでも催されています。
数年おきに、駄知白山神社境内 特設舞台において行われます。
前回は、平成17年9月18日(日)に開催されました。

火入れ式のお祓い
嘆き悲しむ天女
演目:観世流能‐羽衣(はごろも)
天女:久田勘鷗
猟師白龍:高安勝久

舞台袖より
羽衣をまとった天女の舞